こんにちは!今回は「ノンアルコールワイン」のおすすめをまとめた記事です。
「妊娠中・授乳中だけど、食事に合わせてワイン気分を味わいたい」「車で来ているけど、乾杯の場の雰囲気は楽しみたい」——そんな場面、ありますよね。
筆者は授乳中に参加した結婚式で、ノンアルコールの赤ワイン・白ワインが出てきて感動した経験があります。飲めない時期でもワインの楽しさを諦めなくていいと知ってから、わが家の食卓にはノンアルワインが定番として並ぶようになりました。
ただ、ノンアルコールワインは銘柄によって「0.00%」と「0.0%」で意味が違ったり、製法で味の方向性が大きく変わったりと、選び方に少しコツがあります。
この記事では、2026年6月時点で日本で入手できることを確認したおすすめ10銘柄を、スパークリング・赤白・無添加・缶タイプ別に紹介します。カルディや成城石井など買える店舗、「体に悪い?」「妊娠中は?」という疑問への答えもまとめました。
ワインらしさ重視なら脱アルコール製法のヴィンテンスやピエール・ゼロ、「完全にゼロ」が条件なら0.00%表記のカツヌマグレープやサントリー「ノンアルでワインの休日」が選びやすいですよ。ぜひ最後までチェックしてみてください!
ノンアルコールワインとは?2つの製法と「0.00%」表記の読み方
ノンアルコールワインとは、アルコール分1%未満のワインテイスト飲料のことです。日本の酒税法ではアルコール1%未満は「お酒」に分類されないため、ノンアルコール飲料(清涼飲料水)として販売されています。
製法は大きく2つ
ノンアルコールワインの作り方は、大きく2通りあります。
- 脱アルコール製法 — 一度ふつうにワインを造ってから、アルコールだけを抜く方法。気圧を下げて低い温度で蒸留する「減圧蒸留」などの方式が代表的です
- 非発酵(無発酵)製法 — そもそもアルコールを作らせない方法。発酵が始まらないよう温度を管理したり、アルコールを生成しない製法を使ったりします
一度本物のワインになっている分、ワインらしい複雑な風味を感じやすいのは脱アルコール製法とされています(ワインスクールや輸入元の解説より)。一方の非発酵製法は、ぶどうのフレッシュな果実味が活きるのが持ち味です。
「0.00%」と「0.0%」は意味が違う
ここが選ぶときの大事なポイントです。
- 0.00% — 国内メーカーの自主基準に沿った「ノンアルコール」。サントリーやカツヌマグレープなどがこの表記です
- 0.0% — ヴィンテンスなど輸入の脱アルコールワインに多い表記。ごく微量(0.05%以下程度)のアルコールが残っている可能性があります
- 0.5%未満 — カールユングなど。法律上はノンアルコール飲料ですが、微量のアルコールを含みます
ふだんの食卓ではどれを選んでも楽しめますが、妊娠中・授乳中や運転前など「完全にゼロ」が条件の場面では、0.00%表記を選ぶのが安心です。この記事の比較表には度数表記の欄を設けたので、選ぶときの基準にしてくださいね。
ノンアルコールワインの選び方は3つ!おすすめ10銘柄の早見表
筆者がノンアルコールワインを選ぶときに見ているポイントは、次の3つです。
- 度数表記 — 「0.00%」か「0.0%」か「0.5%未満」か。シーンによってはここが最優先
- 製法 — ワインの味に近づけたいなら脱アルコール製法、フレッシュな果実味なら非発酵製法
- シーン — ふだんの晩酌なら手頃なボトルや缶、お祝いやギフトならスパークリング
この3つの軸で、今回紹介する10銘柄を一覧にまとめました。※価格は2026年6月時点の実勢目安です
| 銘柄 | 生産国 | タイプ | 度数表記 | 価格目安 | 買える場所の例 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヴィンテンス | ベルギー | 泡・赤・白 | 0.0% | 1,400〜1,600円 | カルディ・成城石井・通販 |
| ピエール・ゼロ | フランス | 泡・赤・白 | 0.1%未満 | 1,400〜1,700円 | ワインショップ・通販 |
| オピア | フランス | 泡・赤・白 | 0%(公式表記) | 1,620円 | 通販・一部専門店 |
| インヴィノ・ヴェリタス | スペイン産 | 赤・白・泡 | 0.0% | 1,200〜1,400円 | 通販 |
| カツヌマグレープ | 日本 | 赤・白 | 0.00% | 1,008円 | 公式EC・通販 |
| ノンアルでワインの休日 | 日本 | 缶(赤・白) | 0.00% | 約150円/缶 | スーパー・一部コンビニ・通販 |
| カールユング | ドイツ | 赤・白・泡 | 0.5%未満 | 900〜1,300円 | 通販 |
| デュク・ドゥ・モンターニュ | ベルギー | 泡 | 0.05%未満 | 1,620円 | エノテカ・やまや・通販 |
| メルシャン スパークリング アルコールゼロ | 日本 | 泡(360ml瓶) | 0.00% | 432円 | 通販 |
| カプリース | 南アフリカ | 泡 | 0.0% | 1,600〜1,900円 | 通販 |
ここからは、タイプ別に各銘柄を詳しく紹介していきます。
スパークリングのノンアルコールワインおすすめ4選
乾杯シーンで一番活躍するのがスパークリングタイプです。泡があるだけで食卓が一気に華やぐので、初めての1本はスパークリングから入るのがおすすめですよ。
ヴィンテンス(VINTENSE)——レパートリー随一の定番
まずご紹介するのはベルギーの「ヴィンテンス」です。本物のワインからアルコールを抜く脱アルコール製法で、輸入元の都光によると「ワイン特有の豊かなアロマ、芳醇で奥深い味わいを残しながらも、アルコールを0.0%まで除去できる真空蒸発技術」で造られています。
ヴィンテンスの魅力はなんと言ってもレパートリーの多さ。スパークリング系だけでも白・ロゼなど複数あり、後述する赤・白のスティルワインまで揃うので、飲み比べが楽しいブランドです。
筆者がノンアルコールワインを意識するきっかけになったのもこのブランドで、カルディや成城石井の店頭でも見かける入手しやすさも定番たるゆえんです。
こんな方におすすめ: まず定番から試したい方・飲み比べを楽しみたい方
ピエール・ゼロ——レストラン採用も多い本格辛口
続いてはフランスの「ピエール・ゼロ」。生産者ピエール・シャヴァンが手がける脱アルコールワインで、輸入元モトックスの商品紹介では、スパークリングの上位品シニャチュールについて「美しく滑らかな泡立ち、力強くも繊細な味わいと引き締まった酸」と説明されています。
筆者はレストランでこのブランドを見かけることが多く、実際に飲んだときも甘さ控えめの辛口でお料理に合わせやすい印象でした。フレンチやイタリアンと合わせる「食中酒」として選ぶならまず候補に入る一本です。
なお、ピエール・ゼロの度数表記は「0.1%未満」(一部商品は0.05%未満)で、完全な0.00%ではありません。ごく微量が気になる場面では、後述の0.00%銘柄を選んでくださいね。
こんな方におすすめ: 料理と合わせる本格辛口を探している方
デュク・ドゥ・モンターニュ——エノテカでも買える泡専門
ベルギーの「デュク・ドゥ・モンターニュ」は、ヴィンテンスと同じネオブュル社が手がけるスパークリング専門ブランドです。エノテカの商品紹介によると「低温低圧環境で蒸留することでアルコール分を取り除いた。お酒の香りと風味を保ったまま、ワイン本来の味わいに近い」とのことで、フランスで年間100万本以上販売されている実績も紹介されています。
ワイン専門店のエノテカで正規取扱があるので、ギフト包装など店舗サービスと合わせて選べるのが強み。飲み切りやすいミニボトル(200ml)があるのも嬉しいポイントです。なお度数表記は0.05%未満で、完全な0.00%ではありません。贈る相手の事情に合わせて選んでくださいね。
こんな方におすすめ: 専門店で安心して選びたい方・少量ずつ楽しみたい方
カプリース——お祝いの席の「シャンパン代わり」に
南アフリカの「カプリース」は、輸入元パナバックによると「4代100年の名門ワイナリーの高級ケープワイン(シャルドネ)から最先端技術でアルコールを除去」したスパークリング。「炭酸ガス以外の添加物(甘味料・香料・着色料・酸化防止剤・保存料等)不使用」という潔さも特徴です。
価格は1,600〜1,900円とノンアルワインとしては高めですが、ボトルの見た目も華やかで、結婚式の乾杯やお祝いの贈り物などハレの日用として選ばれている銘柄です。
こんな方におすすめ: 特別な日の乾杯・ギフト用を探している方
赤・白で選ぶノンアルコールワインおすすめ5ブランド
「泡より、じっくり飲む赤や白が好き」という方向けに、スティルワイン(非発泡)の充実したブランドを紹介します。
ヴィンテンスの赤・白——黒い果実の香りのメルローが看板
スパークリングで紹介したヴィンテンスは、赤・白も粒ぞろいです。赤はメルローとカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネとソーヴィニヨン・ブランがあり、ぶどう品種で選べるのが楽しいところ。販売元の紹介ではメルローは「ブラックチェリーやプルーンなどの熟した黒い果実の香り…芳醇でまろやかで繊細な味わい」とされています。
ノンアルコールでソーヴィニヨン・ブランまで揃うブランドは貴重なので、白ワイン好きの方は要チェックです。
ピエール・ゼロの赤・白——「食事に合う辛口」をボトルで
ピエール・ゼロにもメルロー(赤)とシャルドネ(白)があります。スパークリング同様に甘さ控えめの設計で、「ノンアルコールワインは甘すぎる」と感じたことがある方にこそ試してほしいラインです。
カールユング——1,000円前後で買える脱アルコールの老舗
ドイツの「カールユング」は、低温真空蒸留による脱アルコールワインの草分け的ブランドです。赤(カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー)・白(シャルドネ/リースリング)・スパークリングと品種が幅広く、実勢900〜1,300円と今回の輸入ボトルでは最も手に取りやすい価格帯です。
ひとつ大事な注意点があります。カールユングの表記は「アルコール分0.5%未満」で、微量のアルコールを含みます。日常の晩酌代わりにはぴったりですが、妊娠中や運転前には選ばないでくださいね。
こんな方におすすめ: まず手頃な価格で脱アルコールワインを試したい方(飲めない事情がない方)
インヴィノ・ヴェリタス——テンプラニージョ100%の本格レッド
「インヴィノ・ヴェリタス」は、スペイン産ワインをドイツで減圧低温蒸溜した0.0%シリーズ。実勢1,200〜1,400円とボトル系では手頃で、「赤ワインの渋みが好き」という方の選択肢になります。
レッドはスペインを代表する品種テンプラニージョ100%。販売元の紹介では「ミディアムボディでフルーティで後味に快い渋み」とされ、白(アイレン100%)は「中口で、柑橘系のアロマとかすかな酸味」とのことです。
こんな方におすすめ: 渋みのある本格レッドを0.0%で選びたい方(テンプラニージョ100%は今回の10銘柄ではここだけ)
カツヌマグレープ(シャトー勝沼)——国産・0.00%の安心感
山梨のワイナリー、シャトー勝沼の「カツヌマグレープ」は、公式サイトによると「アルコールを生成しない特許製法」で造られたアルコール0.00%のワインテイスト飲料です。「長年に渡り培ってきたワイン製造技術をベースに飲みごたえのある味わいに仕上げました」とのこと。
ラインナップは白(Blanc)と赤(ROUGE)の2種で、赤(ROUGE)は緑茶をベースにした個性派です。原材料が気になる方や、妊娠中・授乳中の方への手土産には、ぶどうの味わいの白(Blanc)が選びやすいですよ。
今回紹介するフルボトルでは唯一はっきり「0.00%」を掲げる銘柄で(小容量では後述のサントリー缶・メルシャンも0.00%)、720mlで1,008円という価格も魅力です。
こんな方におすすめ: 「完全にゼロ」が条件の方・国産で選びたい方(妊娠中の手土産には白がおすすめ)
無添加・オーガニックなら「オピア」をチェック
健康志向で選ぶなら、フランスの「オピア(OPIA)」が筆頭候補です。
オピアは農薬・化学肥料を使わないオーガニックぶどうを使用し、有機JASなどの認証を取得。さらに製法がユニークで、輸入元パシフィック洋行によると、徹底した温度管理でアルコール発酵自体を行わない「無発酵製法」で造られています。アルコールを除去する工程がないぶん、ぶどう本来の風味がそのまま活きるという考え方です。
公式サイトでは「ワインの様な心地よい酸味とフレッシュな果実味の新感覚なワインテイスト飲料」と紹介されており、カロリーは100mlあたり約20kcalと通常のワインの約1/3。2017年12月のノーベル賞授賞式の晩餐会で提供された実績もあります。
合成香料・亜硫酸塩・甘味料不使用なので、原材料表示が気になる方・妊娠中で添加物も控えたい方と相性のよいブランドです。なお公式表記は「0%」ですが、ぶどう由来の微量アルコールに触れる販売ページもあるため、厳密さを求める場面では商品の原材料表示をご確認ください。
こんな方におすすめ: オーガニック・無添加重視の方・フレッシュな果実味が好きな方
缶・ミニボトルのノンアルコールワインは「少しだけ」の日に便利
「ボトルを開けても飲み切れない」という方には、缶やミニボトルがちょうどいいサイズです。実は今、ノンアルワインの缶・小容量はかなり充実してきています。
サントリー「ノンアルでワインの休日」——缶ノンアルワインの代表格
2022年の発売以来ヒットが続くのが、サントリーの「ノンアルでワインの休日」(350ml缶・アルコール0.00%)です。赤・白の定番2種に加えて、季節限定のフレーバーも登場します。
サントリーの公式リリースによると「醸造したワインを蒸溜しアルコール分を取り除いてつくった『ワインエキス』の使用」により「ノンアルコールでも本格的なワインのような味わいを実現」したとのこと。白は国際缶ワインコンペティション2022のアルコール除去ワイン部門で金賞を受賞しています。
1缶150円前後と圧倒的に手軽で、「平日の晩ごはんに1杯だけ」という使い方に一番フィットします。スーパーや一部コンビニでも買えますが、店舗によって取扱いに差があるので、見つからなければ24本箱のまとめ買いが確実です。
こんな方におすすめ: 晩酌代わりに毎日少しずつ楽しみたい方・0.00%が条件の方
メルシャン スパークリング アルコールゼロ——432円の0.00%泡
キリン(メルシャン)の「メルシャン スパークリング アルコールゼロ」は360mlの瓶タイプで、白とロゼがあります。こちらも0.00%表記で、参考小売432円。ボトルの泡を2人でちょうど飲み切れるサイズ感です。瓶からグラスに注いで乾杯できる0.00%の泡は、今回の10銘柄ではこれだけ。手頃さも光ります。
こんな方におすすめ: 妊娠中・運転前でも、瓶の泡でしっかり乾杯したい方
ミニボトル(200ml)という選択肢
輸入ブランドにも小容量があります。ヴィンテンスのミニ200mlは成城石井やカルディで500円前後、デュク・ドゥ・モンターニュやピエール・ゼロにも200mlサイズがあります。「まず味を試してからボトルを買いたい」という入口にもぴったりですよ。
ノンアルコールワインはどこで売ってる?カルディ・成城石井など店舗別ガイド
ノンアルワインは身近なお店でも買えます。2026年6月時点で、各店の公式オンラインストアで取扱いを確認できた状況をまとめました。
| 店舗 | 取扱い状況(公式ECで確認) |
|---|---|
| カルディ | ヴィンテンスのスパークリング各種(200ml)やカベルネ(750ml)など。カプリースの掲載もあり |
| 成城石井 | ノンアルコールワインのカテゴリがあり約15商品。ヴィンテンス各種・ミニ200mlなど |
| イオン | トップバリュの「ワインテイスト」赤・白・白スパークリング(ALC.0.05%表記) |
| セブンイレブン | 公式サイトでは確認できず。取扱店舗は限られるようです |
| やまや | デュク・ドゥ・モンターニュなど輸入系を店舗カタログで確認(品揃えは店舗差あり) |
| エノテカ | ノンアルコールワインのカテゴリあり。デュク・ドゥ・モンターニュを正規取扱 |
店頭在庫は店舗によって異なるので、「この銘柄」と決まっているならAmazonや楽天などの通販が確実です。とくに輸入ボトルは通販の方が選択肢が多く、まとめ買いで送料も抑えられます。
ノンアルコールワインは体に悪い?カロリーと糖質の実際
ノンアルコールワインが「体に悪い」という明確な根拠は見当たりません。アルコールを摂らずにワイン気分を楽しめる、心強い選択肢です。
カロリーで見ると、通常の赤ワインが100gあたり約68kcal(日本食品標準成分表より)なのに対し、ヴィンテンスやオピアは100mlあたり約20kcalと、おおよそ1/3程度(100g≒100mlとして比較)。アルコール自体のカロリーがないぶん軽くなります。
気をつけたいのは糖質です。甘口に調整された製品は糖質が高めのこともあるので、毎日飲むなら栄養成分表示の糖質欄をチェックするのがおすすめです。辛口設計のピエール・ゼロなどを選ぶのも手ですね。
また、脱アルコールワインにはぶどう由来のポリフェノールが残るとされ、血圧への好影響を示した海外研究もあります(Circulation Research誌、2012年)。効果を保証するものではありませんが、「ワインの代わりに我慢して飲むもの」ではなく、前向きに選べる飲み物と言えそうです。
妊娠中・授乳中でも飲める?選び方の注意点
妊娠中・授乳中の方は、次の2点をおさえて選んでください。
- 「0.00%」表記の製品を選ぶ — 「0.0%」表記の輸入品にはごく微量のアルコールが残っている可能性があり、「0.5%未満」表記の製品は微量のアルコールを含みます。厚生労働省は妊娠中について「少量の飲酒でも影響を及ぼす可能性がある」としているので、完全ゼロの表記を基準にするのが安心です
- 心配なときはかかりつけ医に相談する — サントリーも公式FAQで、0.00%製品について「アルコールによる影響はありません」としつつ「ご心配な場合は医師にご相談ください」と案内しています
この記事の銘柄では、カツヌマグレープ・ノンアルでワインの休日・メルシャン スパークリング アルコールゼロが0.00%表記です。
もうひとつ知っておきたいのが、ノンアルコール飲料は業界の自主基準で「20歳以上の方の飲用を想定」して販売されていること。お酒に似た味わいの飲み物なので、お子さんと分け合うのではなく、大人の楽しみとして選んでくださいね。
ぶどうジュースとの違いは「発酵」にあり
「ノンアルコールワインって、結局ぶどうジュースでは?」という疑問、よく聞きます。違いは発酵を経ているかどうかです。
脱アルコール製法のノンアルコールワインは、一度ワインとして発酵させてからアルコールを抜いています。発酵の過程で生まれるタンニン(渋み)・酸味・コク・余韻は、果汁そのままのジュースにはない要素。甘さもジュースより控えめの傾向で、だからこそ食事に合うんですね。
ちなみに「ワイン用ぶどうのジュース」という面白い飲み物もあります。オーストリアの「トラウベンモスト」は、ワイン醸造用ぶどう(赤=ツヴァイゲルト、白=グリューナー・フェルトリナー)を搾ったままの無添加ストレートジュース。正確にはノンアルコールワインではありませんが、ワイン用品種のリッチな果実味を味わえるので、ジュース寄りが好みの方や、お子さんも一緒の乾杯にはこちらも楽しい選択肢です。
ギフトに選ぶならこの3本
ノンアルコールワインは、妊娠中の方やお酒を控えている方への気の利いた贈り物としても優秀です。選ぶときは「華やかさ」と「相手の事情」で決めるのがコツです。
- 華やかなお祝いに — カプリース(0.0%)。高級ケープワイン由来の泡で、ハレの日の1本にふさわしい佇まいです
- ワイン好きの方に — デュク・ドゥ・モンターニュ(0.05%未満)。エノテカ正規取扱なので、ギフト包装と合わせて贈れます
- 妊娠中・授乳中の方に — カツヌマグレープ 白(Blanc・0.00%)。オーガニック重視ならオピアのギフトセットも喜ばれます
贈る相手が妊娠中の場合は、先ほどの0.00%基準を思い出して選んでみてください。
よくある質問
Q. ノンアルコールワインで酔うことはありませんか?
A. 0.00%表記の製品ならアルコールによる酔いはありません。0.5%未満などの微アルコール製品は、体質や量によって影響があり得るので注意してください。
Q. 運転前に飲んでも大丈夫?
A. 0.00%表記の製品なら問題ないとされています。0.5%未満表記の製品(カールユングなど)は微量のアルコールを含むため、運転前は避けてください。
Q. 子どもが飲んでもいいですか?
A. 法律上の制限はありませんが、ノンアルコール飲料は業界自主基準で「20歳以上の飲用を想定」して販売されています。お酒の味に似せた飲み物なので、お子さんには通常のジュースをおすすめします。
Q. 一番「本物のワイン」に近いのはどのタイプ?
A. 一度ワインを造ってからアルコールを抜く「脱アルコール製法」(ヴィンテンス・ピエール・ゼロ・カールユングなど)が、ワインらしい風味を感じやすいとされています。
Q. ノンアルコールワインは自宅で作れますか?
A. 本格的な脱アルコールワインを家庭で造るのは難しいですが、シロップやジュースで作る「ワイン風モクテル」なら手軽に楽しめます。ノンアルコール苺ワインやノンアルコール桃ワインのレシピも参考にしてみてくださいね。
まとめ:迷ったらこの選び方でOK
最後に、ノンアルコールワインのおすすめの選び方をまとめます。
- まず定番を試したい → ヴィンテンス(カルディ・成城石井でも買える)
- 食事に合う辛口 → ピエール・ゼロ
- 無添加・オーガニック → オピア
- 完全に0.00%が条件(妊娠中・運転前) → カツヌマグレープ/ノンアルでワインの休日/メルシャン
- 毎日手軽に1杯 → ノンアルでワインの休日(350ml缶)
- とにかく手頃に試したい → カールユング(※0.5%未満・飲めない事情がない方向け)
- お祝い・ギフト → カプリース/デュク・ドゥ・モンターニュ
ノンアルワインがあると、「飲めない日」が「我慢の日」じゃなくなります。妊娠・授乳中の方も、ハンドルキーパーの日も、休肝日も——食卓の乾杯はそのまま楽しんでいきましょう!
ノンアルワインをもっと楽しみたくなったら、シロップで作るワイン風モクテルもおすすめです。ノンアルコール苺ワインやノンアルコール桃ワインは自宅で簡単に作れますよ。モクテル作りの道具選びはおうちモクテルの始め方でまとめています。ジンがお好きな方にはノンアルコールジンおすすめ7選もどうぞ。
それでは、素敵なノンアルライフを^^


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